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【セミナーレポート】京都産業大学 経営学部にてゲストスピーカーとして特別講義を実施

2025.12.15

レジリエント株式会社(本社:京都府京都市下京区、代表取締役:小林史弥、以下 当社)は、2025年11月13日、京都産業大学 経営学部・森口ゼミにて学生のキャリア形成をテーマとした特別講義を実施しました。

■講義テーマ

「未来の選択肢を広げるキャリア戦略!〜20代で起業家になった卒業生が語る挑戦の軌跡〜」

京都産業大学経営学部では、実践的なキャリアを持つゲストスピーカーから「学生たちが自らの未来を切り開くための具体的な戦略」と「多岐にわたる選択肢を探る機会」を直接学ぶ貴重な機会が提供されています。

講師は当社代表の小林が務め、大学時代のゼミ活動で培った「企業支援への関心」を起点に、商工会議所でのキャリア・海外MBAへの挑戦・人材企業での執行役員就任・副業経験、そして起業へ至るまでのリアルな歩みなどを学生に共有。

また、学びや選択が将来のキャリアにどうつながるか、学生生活のうちに挑戦すべきポイントについて、具体的なエピソードを交えて講義を実施しました。

その他、講義の詳細はこちらをご覧ください。

<京都産業大学 ニュースリリース>

https://www.kyoto-su.ac.jp/news/news-002005.html

https://www.kyoto-su.ac.jp/news/news-002056.html

本講義受講生ならびに関係者の皆様、貴重な機会をいただき誠にありがとうございます。

学生の皆さんの真剣な姿勢に触れ、挑戦を支える環境の重要性を再認識しました。当社は今後も、安心して挑戦できる環境の創造と新しい一歩を踏み出す力を支えてまいります。

【セミナーレポート】京都府立鴨沂高等学校の「公共探究」授業で講義を行いました。

2024.06.07

2024年5月30日、当社代表小林が、京都府立鴨沂高等学校の教養科学・人文探究コース「公共探究」において、「キャリア選択におけるウェルビーイングと企業が取り組む社会的ウェルビーイング」というテーマで講義を行いました。

京都府立鴨沂高等学校は、1872(明治5)年に設立された、140年を超える歴史を持つ伝統ある学校です。同校では、京都の学校という特色を活かし、「京都文化」をテーマに、フィールドワークなどのアクティブラーニングを積極的に取り入れた総学に取り組んでいます。

小林自身、京都で生まれ育ち、同地でレジリエントを創業しています。今回は、そのご縁でお声がけをいただき、学生たちが将来のキャリアを考える一つの指針として、自分自身、そして企業の在り方としてのウェルビーイングをテーマにお話ししました。

人が生きていく上での「生きがい」とは、好きなこと・得意なこと・世界が求めるもの・お金になることの4つが重なることを言います。「自分は何の仕事がしたいか?」と考えるとき、ただ「好きだから」「お金になるから」と偏った選択をしても、ウェルビーイングは実現できません。
一方、社会的ウェルビーイングは、いわゆる”人間関係に対する幸福”のことです。この幸せは、単なる交友関係の多さでなく、信頼でき、かつ愛情のつながりがある人間関係を築くことで実現します。

講義では、企業が取り組む社会的ウェルビーイングの事例として、漁港とのネットワークを活かした珍魚で商品開発を行う企業と、インドネシアのカカオ農家との直接取引で、フェアトレードを実践するチョコレートメーカーという、京都発の企業を紹介しました。

このように、自社のビジネスを、単なる利益追求ではなく、より良い社会を築くためと位置づけている企業の取り組みから、学生一人ひとりが、自分の生き方やキャリアを考えるヒントを得てくれたのではないかと思います。

最後に、授業後、生徒たちから寄せられた感想をいくつかご紹介します。

<生徒の感想>
●イノベーターの記事を紹介した部分で、「自分が選んだ選択肢が良いか悪いかじゃなくて、それが最善の道に出来るようにしたい」というのがとても共感できて、最善の道を選ぶっていうのはやっぱり難しいことだと思うので、自分が選んだ道をいかに良いものできるかというのを考えたいです。
※イノベーターの記事はこちら

●挑戦する準備期間のようなものは学生までかなと思っていたけど、そんなことはなくて、しっかりと目標を持ってそのための準備なら、何かと並行しながらでもできるんだなと思った。

●企業のウェルビーイングのところで、自分の企業のことだけでなく、原料を作っている人や周りの環境なども考えていること。

●自分がやりたいことをすることが幸福には必要だとわかった。やりたいことを見つけるためには、さまざまなことに挑戦することが必要とわかった。

●社会の幸福は思ったよりも小さくて、地元の範囲だったりすることがわかった。だから、大きく見るだけではなく、範囲を狭めてみること。